「気づいたら一日が終わってる」
「予定は立てたのに結局守れない」
そんな悩みを抱えているなら、バーチカル手帳を使ってみませんか?
バーチカル手帳とは、1日の時間が縦軸に並んでいるタイプの手帳。
たとえば朝8時から夜22時まで、1時間ごと、または30分ごとに区切られているフォーマットです。
いわば、自分の時間割をつくれるツール。
なぜバーチカル手帳が「時間管理が苦手な人」に効くのか?
1. 「時間のブラックボックス」を見破れる
なんとなくスマホを触って、気づけば2時間…。
これは「時間の流れが見えていない」から。
バーチカル手帳に予定を書き込むと、自分がどこに時間を浪費しているか一目瞭然になります。
2. 「ToDoリスト難民」からの脱却
やることリストは書いたけど、どこに入れ込むのか分からない。
→ これ、あるあるです。
バーチカルなら「いつやるか」を先に決めるので、リストがただの飾りになりません。
3. 守れなかった予定も「資産」になる
書いた予定を守れなくてもOK。
手帳に「何をやるつもりだったのか」が残るので、後から振り返って改善できます。
時間管理が上手い人は、実は最初から完璧に守れていたわけじゃなく、修正を繰り返して自分のリズムを掴んでるんです。
バーチカル手帳を使った具体的な時間術
1. 「三色ルール」で色分け
- 青:仕事・学業
- 赤:締め切りや重要タスク
- 緑:休憩・趣味・余白
これだけで、手帳が“カラフルなライフログ”になります。休憩の緑が少なすぎたら、頑張りすぎのサイン。
2. 余白をあえて確保する
スケジュールをパンパンに詰めると、必ず崩れます。
30分の「クッション時間」を入れると、現実に近い計画になります。
3. 前日の夜に「ざっくり翌日シナリオ」
「明日は9時から作業 → 昼は友達とランチ → 午後は読書」
このくらいのざっくりでOK。
完璧に書こうとすると続かないので、80%くらいの予定感がベスト。
4. 実績を書き込む「タイムログ方式」
予定と違ってもいいから、やったことをそのまま書き込む。
これが後で「自分の癖」に気づく最短ルートです。
バーチカル手帳が続かない人へのアドバイス
- ペンは1本+3色だけ。道具にこだわりすぎない
- 最初から全部埋めなくていい。「午前だけ」「夜だけ」でもOK
- 続かなかった日は空白のままでいい。空白もデータ
まとめ
バーチカル手帳は、単なる予定表じゃなく、自分の時間を可視化する鏡。
時間管理が苦手な人ほど、手帳に書いて初めて「時間が逃げている瞬間」に気づけます。
完璧に使いこなす必要はありません。
むしろ“失敗した記録”こそ、時間管理のスキルを伸ばす栄養。
「時間に追われる人」から「時間をデザインする人」へ。
バーチカル手帳を始めることで、その一歩を踏み出せますよ。
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